金沢旅行二日目のランチに訪問したのは天ぷら小泉。ある程度評価を持つ天ぷら屋さんは石川県では唯一でしょうか？
山や海と自然豊かな石川なだけあって天ぷらは相性が良さそうにも思いますが意外と少ないんですね。
こちらは片町のバス停から歩くこと10分、住宅街の中にあるひっそり漂い、風格あるお店です。

店内もウッド調の雰囲気が非常に心地良く、心が落ち着きます。カウンターに通して頂き早速コースがスタート。

ゾエの腹のみとセリ
　蟹ののほぐれ感とセリの優しさが旅の疲れを癒やしてくれる美味しさ。

海苔の天ぷら雲丹のせ
　雲丹の優しさと海苔の風味と天ぷらが丁度良い。この相性は抜群ですね

車海老
　小ぶりながらに弾力、密度が凄い

海老の頭の味噌
　味噌の風味が香りこれも素晴らしい

やなぎざわら
　他の地域で言うさわらのこと。２切れあり片方は醤油ペースト、片方はレモンか塩で頂きます。どちらも中がレアでとても優しい美味しさ

加賀蓮根、皮をチップ
　蓮根がぶあつくとても優しい美味しさ

天然のホタテ
　厚みがありプリプリ。これも中がレアで弾力がある。

サワのごぼう
　芋のようなほくほくした食感があり美味しい

海老の頭
　海老の味が良く出ている

しらこの大葉巻き
　少し中の温度が弱い部分もあったが旬を楽しめる

地元の下仁田ネギ
　優しい繊維感があり美味しい

能登の雨水の牡蠣
　表面がぷりっとしている。能登の牡蠣はあまり聞きませんが頂いてみるとぷりっとした表面の舌触りと噛んだときの食感が他の地域と比較しても劣っていません。

天バラ
　かき揚げをご飯と混ぜて頂く一品。

そばのアイス
　上に乗るのはそばの実。パリパリと美味しく風味がある。

すべてが終わり、6000円でこのボリュームは素晴らしい。一品一品が非常にレベルが高く、旅行者からすると地のものをふんだんに使っているコースとのことで、石川県を満喫することが出来ます。

大将も最初は無口な方かなと思いましたが、話して行くと旅行の趣味も合い、話も盛り上がり一人観光にとっては貴重なひとときを過ごせました。

是非また伺いたいですね。御馳走様でした。